治験とは何でしょうか?
今までから病気の治療のために多くの薬が用いられてきました。さらに現在も新しい治療薬やより良い治療薬を目指して、薬の開発の努力は続いています。

さらに、厚生労働省の審査をパスし、承認されたくすりが医薬品として市販された後も、多くの患者様にご協力いただき、もう一度効果と安全性を確認する試験が行われます。これを (市販後臨床試験) と言います。このような、愚者さまを対象とした試験や研究のことを 「臨床試験」 と言い、そのうち、国(厚生労働省)から「薬」として認めてもらうために行う臨床試験を「治験」 と言います。
過去の医療現場においては、新しい治療薬の開発のみならず、新しい治療法の試みにおいても、医師と製薬会社の判断によって行われた事が多くあり、いわゆる、「モルモット扱い」 という言葉を生み出したように、「患者の立場」があまり重要視されることがありませんでした。しかし、現在では治験を行うためには、充分なインフォームドコンセントのうえで、患者様の人権や安全が最大限に優先されなければなりません。そして、今後他の多くの方にも使用していただくには正しい薬の情報を公開する必要があります。そのためには科学的にも適正に実施されなければなりません。
そのため国によって平成 9 年に新たな厳しいルール 「医薬品の臨床試験の実施の基準:新 GCP 」 が定められました。
当院、医療法人啓生会やすだ医院 におきましても、1 ) 良い薬の開発に協力したい 、2 ) 少しでも多くの患者様のお役に立ちたい 、3 ) 良い医療を行っていきたい 、4 ) 最先端の医療技術を提供したい 、5 ) 呼吸器専門医療機関としての医療レベルを維持したい 、といった考えから、治験を積極的に行っていく方針をとっています。 ただし、少しでも患者様に負担や不利益をもたらすことが予測される治験は最初から拒否しております。
治験の計画・内容について、安全性、倫理性に問題がないかどうかを審査するために当院では治験審査委員会(IRB)を院内に設置しております。IRBには、病院とは利害関係のない外部の有識者の参加が義務付けられています。現在、IRBは他の医療機関の医師2名、管理栄養士1名、看護師1名、臨床検査技師1名、事務職2名およびホームヘルパー1名で構成しております。IRBで治験が承認されてから、治験が開始されます。 もし、治験に参加してみようとお考えの方は是非お申し出ください。なお、当院で現在行われている治験内容を当ホームページからご覧になれます。






